ナショナル UM-385 その2

ナショナル UM-385 その2





UM-385b正面


UM-385の2台目です。1台目は少々手間が掛かりましたが、この2台目はあまり手を入れませんでした。と言うのは言い訳でちょうど忙しい時期だったため必要最小限しか手を入れなかった、と言うのが本当のところです。

元々ほったらかしジャンク品とのことでしたが、ホコリで汚れているだけで思ったほど状態は悪くありませんでした。

一応受信はできましたが念のため各部電圧を計測してみると、パワー管30A5のグリッドにプラス電圧が出ていましたので、いずれ早めに30A5がエミ減になることは明白で、カップリングコンデンサーだけはフィルムコンデンサーに交換することとし、あとはいつものナショナルのラジオ特有のバリコンゴムの劣化照明の配線材がボロボロで危ないので交換して当分はこのまま使うことにしました。

  今回も使い勝手向上のため長いアンテナ線はみの虫クリップにしたりUM-385の1台目でやった電源スイッチ兼音質切替えスイッチをマジックアイのオン/オフに変更するのも同じようにやることにしました。

しかしこのスイッチ、グニャグニャの感触が気に入らなくて交換したいところですが、仕様の近いロータリースイッチがありませんのでガマンするしかありません。いずれ見つかったら変えたいと思います。

ボリュームも最小付近でガリがありますが、2回路のスイッチ付きバリオームは手に入らないので、直すには面倒な分解清掃と言うことになります。そこまでするほどひどくないのでこれももう少しこのままで使うことにしました。


UM-385bシャーシー

↑カップリングコンデンサーとボロボロ配線のみ交換。のみ・・・と言っても配線交換は最下層なので結構面倒な作業

UM-385b照明

今回は必要最小限の修理しかしてないので筐体はほったらかしです。写真では解りにくいですが、クリアパネル部分はホコリが入っていて少し曇っていますが、それほどヒドくないので当分はこのまま使うつもりです。

  UM-385b正面

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