彩りの管球アンプ



 

ビーム管挿し替えステレオアンプ

  • KT66、KT77、KT88、KT90EH、KT99、KT120、KT150、EL34/6CA7、6550、6L6GC、6GB8、5881、8417、350Bなど無調整で挿し替え可能
  • ビーム管/5極管接続と3極管接続をスイッチで切り替え
  • 左をKT88の3極管接続、右を6CA7の5極管接続など、バラバラ使用も可
2018年3月製作
 

2A3シングルステレオアンプ

  • オール3極管シングル・無帰還
  • 通常のローゲイン・リア入力とスマートホン対応のハイゲイン・フロント入力の2系統
  • 全段ローインピーダンス出力構成によりハイレゾ対応
  • 300Bへの改造可
2018年8月製作
 

ステレオヘッドホンアンプ

  • UY-27 / 37 / 56 / 76の挿し替え式
  • 6DJ8のカスコード接続による低インピーダンスドライブ、古典管でも広帯域でハイレゾ対応
  • 8〜64Ω程度のヘッドホンを想定、インピーダンス切換えスイッチ付き
  • 3系統入力セレクター装備
2019年2月製作


本誌は完全自作の徹底解説をテーマにした製作本です。


ここ数年、当HPの更新を怠っており申し訳なく思っておりましたが、サボっていたワケではなく、「彩りの管球アンプ」の3台の製作や、本職の仕事や身内の介護などが重なってどうにも身動き取れない状態でございました。

やっと少し余裕がでてきましたので、既に発売から1年近く経ちますが新アンプ掲載の前に本誌のご紹介をさせて頂きます。

「彩りの管球アンプ」はシングルアンプ3台を題材にシャーシー加工から塗装、組み立て、配線に至るまで全てを写真やイラストを酷使した新しいタイプの製作本です。
  お話を頂いた時、設計手法などは多くの先生方が発表しておりますので私の出る幕はありません、とお断りしようかとも思いましたが、製作手法に関しましては相当労力が掛かる(アンプを作ることよりも、写真やイラストを大量に用意すること)ためか、細かく解説した書籍が少ないとは感じておりましたので、そちらのコンセプトでお受けするに至りました。

キット製品並の解説で、とくに完成度を上げるツボみないなところを重視しておりますので、当HPに掲載のアンプ以上に完成度の高いアンプを作れるよう注意して解説させて頂きました。

同じ自作マニアとして全体の底上げに注力しました。自作のステップアップにお役に立てれば幸いです。


お求めは全国のくまざわ書店、もしくはWeb通販にて。定価2,970円(本体価格2,700円+税)・B5判 ISBN978-4-86406-041-7



誌面の一部をご紹介・贅沢にも全ページフルカラーです。


使用パーツの説明


CRの取り付け(ビーム管)


配線チェックと特注トランス


パーツ取り付け(ヘッドホンアンプ)


トランスの塗装
 
組み立てと基板作成


シールド線処理とアース配線


2A3から300Bへの改造部分


特性データ


シャーシー加工・図面シート貼り
 
ヒーター配線


CR取り付け(2A3)


先に処理すべき作業


使用できる真空管の規格表


文字シール作成・貼り付け



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