出来上がって

テスターぐらいしか持っていない当時は、各部の電圧をチェックするとスグに試聴です。

えーっ・・カルチャーショックでした。モジュラーステレオにPri-OutとMain-In端子があったため、プリ出力を本機に入力し、スピーカーをつないで出た音はまさに「オーディオ」と言うにふさわしい音が出ていました。

よほどモジュラーステレオの普及機がチープな内容だったのでしょう。このアンプの方が圧倒的に低音・高音とも良く出て感動モノでした。普段は上げていたプリ部のBASSとTREBLEをセンターにしてもちゃんと音楽になります。

当時のスピーカーは高能率だったためボリュームもそんなに上げられず、それが幸いして歪みっぽさや電源ハムはみじんも感じられませんでした。

その後、次に作ったものはスピーカーで、以降スピーカー自作にもハマっていったのです。

アンプは?と言うと当時居間にしかクーラー(エアコンじゃない)が無かった我が家で夏場の暑さに耐えきれず、夏用にとラックスキットのトランジスタ式メインアンプに手を出しました。



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