コンデンサーインプットに戻す数日音を聞いてみてチョークインプットも捨てがたいんですが、曲によって解る感じで、SNの方がどんな曲を聴いても解るため、元のコンデンサーインプットに戻しました。 しかしただ戻すだけでは進歩がないのでチョークの後の抵抗も残し、ダブルπ型フィルターとして一層のSN比向上を図りました。これで左右チャンネルとも残留雑音は0.2mV以下となりました。 チョーク前の抵抗も復活し、ダブルチョーク後の抵抗と分圧したため発熱量も抑えることができます。 残留雑音は1mVを切れば高能率スピーカーでも気にならなくなります。またこれで静かなアンプに戻りました。 やはり中古球使用が前提のアンプはどんな中古球を使っても一定の性能を得られる方が安心して使えます。 |
NFBによる位相補正積分回路廃止で高域のピークが大きくなったのが気になっていましたので、少々弱めですがNFB側でピークを抑えることにしました。 補正無しでは112kHz付近のピークが-3dB近くまで上昇しましたが、この補正で-8dB程度まで抑えられました。 積分補正の方がよく抑えられますが、高域の歪みの出方のせいかこちらの方が聴感上はスッキリ聞こえます。 以上の改造をした最終回路と内部写真が下記です。 回路図で42/2A5のバイアス抵抗が前回410Ωとなっていたのは間違いで、計算上の理想は410Ωですが、実際には近似値の430Ωを使っていましたので修正しました。 また、ヒーターの直流点火をやめたため、シリコンブリッジとケミコンはLED点灯のためだけに残してあり容量過多です。そのうちケミコンの容量を減らしてラッシュカレントを抑えるつもりです。 このヒーター回路、電源トランスの負荷が定格より軽いため、ヒーター電圧が1割ほど高めに出ています。 それほど寿命には影響しないと思われますが、エミッションが高く出ているハズです。 傍熱管はヒーターが切れるよりエミッション低下での寿命が来ることが多いので、このまま使い中古球の寿命をこのアンプでまっとうさせてあげる仕様のアンプです。 | |
![]() 黒字=設計値、緑字・赤字=実測値 実際にはスピーカーに合わせて4Ω出力としている。 滅多にないことだが、偶然設計値と実測値のB電圧がバッチリ一致して気分的に気持ちいい。 ![]() |
改造記3→ │ ← トップへもどる |