芝眞正面には「芝眞」、反対側には「芝浦眞空管」と製造番号らしき「A55-004」と書いてあります。 芝浦の地名に関係あるメーカーは、東京電気と芝浦製作所が合併して東京芝浦電気=東芝となり、真空管のブランド名としては当初はサイモトロン、しばらくしてマツダと表示しており、どこにも芝浦眞空管とのメーカーや名称が出てきていませんので、この球の出所は不明です。 それとも合併前の芝浦製作所が自社の真空管に芝浦眞空管と表示していたのでしょうか。それとも芝浦眞空管と言う会社があったのでしょうか。 当時のことを知る先輩方々もご高齢になり、だいぶおられなくなっていますから、早く調べないと一生解らなくなるかも知れません。 もしご存知の方がおりましたらご一報をお願いします。 2015年8月21日 |
戦前・戦中あたりまでの真空管は明らかに米国製やヨーロッパ製の方が高性能であることは間違いないのですが、私はどうも国産真空管が好きで、舶来品より劣っていても選べるなら国産品を使用しています。 これはどうも少年時代から道ばたに捨てられていたテレビやラジオ、ステレオなどから球を抜いて来てはコレクションして馴染んできた影響が強いためと思います。 昭和中期には50社以上の中小メーカーがあった日本の真空管は個性があって見ていても面白いです。 ただ、きりがないのでUZ-42、6Z-P1、KX-12Fの3種類だけ色々なメーカーのものを集めていたところ、写真のような見たことのない6Z-P1がありました。 |
アジア他にも見つけました。「アジア」と書かれたUX-26Bが出てきました。アジアと言うメーカーは知りませんが、どこかのOEM供給品だったのでしょうか。 反対側にUX26B、90度向きを変えると一級マークがあります。 2015年8月28日追記 |
NEW KINGもう1つ、これは手放してしまったため新たに解りやすい写真を撮ることができませんが、NEW KINGと書かれたUY-56が過去にありました。マルの中が3段に解れており、上段にNEW、中断にN.K、下段にKINGと書かれています。 2015年8月28日追記 |
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