ナショナルラジオ共通の修理1/照明用の配線材

ナショナルラジオ共通の修理1/照明用の配線材





照明の配線

↑写真はUM-385を分解したまんま取り出したシャーシー部分


ナショナルの真空管ラジオは数十年経つと照明用の配線材が必ずボロボロになっています。よっぽど被覆の材質が弱いのでしょうか。照明の配線だけではなく、シャーシー内部の配線もこのようになっていることがあります。

そのためこのままでは絶縁されず危ないのでラジオ修理時には必ず配線材を交換する必要があります。

  しかしよーく見ると被覆はボロボロになりますが心線の品質は悪くないようで、腐食しているのを見たことがありません。

だいたいシルバーの輝きを保っており、しなやかさもあります。被覆を全てむいてアース母線など利用しても良いでしょう。

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