GU-50 / FU-50・3球シングルステレオパワーアンプ







本機のリアパネル

 

ラジオの製作掲載号

●2025年9月・ラジオの製作創刊70周年記念号で訂正があります。

P64・パーツリスト中の真空管/GU-50またはFU-50の個数が間違っていました。
1」とありますが、正しくは「2または1ペア」です。

合計予算も1本分で計算されていましたので、2本分になり、正しくは40,922円(税込み)となります。
お詫びの上、訂正いたします。

掲載誌はモノクロページですので見た目が良く解るカラー写真をこちらに掲載いたします。

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パイロットランプは赤をデフォルトとした


 

ランプのレンズを白に変えてみた。こちらの方がレトロな感じで良いかも


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電源トランス交換テスト 2026年4月12日追記

記事中でも書きましたが、本機の電源トランスは全出力の90%ほどで使用しており、長時間連続使用しているとかなり熱くなります。

電源トランスは定格使用するとこのように熱くなるのが普通ですが、念のため、電源トランスのリーク等、不具合で熱くなっていないか確認するため、手持ちの他の電源トランス(PH-100S)に載せ替えてみました。

結論から申しますと、ほとんど変わらずでした。3時間連続運用で最初に使用したPH-100より交換したPH-100Sは、触った感じがわずかに低く感じましたが、こちらは磁気シールド板でコアが巻かれているので、内部はもっと熱くなっていると思います。

リケージフラックスの影響が出ないようきっちり考えたので、どちらのトランスでも残留雑音は全然変わらず、それならおそらくPH-100の方が磁気シールド板がない分、放熱性が良さそうだと考え、結局元に戻しました。

元に戻してから温度変化を計測してみました。これは+B電圧を下げた方も計測しました。(記事中に+B電圧を下げる方法も掲載)

トランスの
使用端子と
R7の数値
250V
15kΩ
280V
100kΩ
経過時間コア部表面温度
00:3034°C36°C
01:0043°C47°C
01:3048°C52°C
02:0050°C55°C
02:3050°C56°C
03:0052°C57°C
03:3053°C57°C
04:0053°C57°C
05:0053°C57°C
室温22°C24°C
左記は電源オンからの温度変化で、1時間半位まではどんどん上昇しますが、その後はゆっくりになり、3時間半超えたあたりから表面温度は一定になりました。

測定時の室温が違うので5〜6°Cの差がありますが、同じ室温なら3〜4°Cの差になるものと思われます。

53°Cと言うのはヤケドするほどではないが、触ると熱いと言う温度で10秒位は触り続けられます。しかし57°Cになると3秒も触ってられない温度です。

もし心配でしたら回避する方法で一番良いのはもっと電流容量の大きい電源トランスを使うことです。

但しサイズも大きくなり、結構なコストアップになるので、次に考えるとしたらシャーシーを大きめのものにしてパワー管との間隔を開けると輻射熱を避けることができます。

と言ってもGU-50 / FU-50の温度は150°C位までしか上がらず、パワー管にしては低発熱ですので、本質的には電源トランスが余裕のある設計をしておらず、定格近くで使うと相当熱くなると言うのが原因です。


 

わざわざカバーを同じ色に塗装して載せ替えてみた。但しコア部はPH-100Sは磁気シールド板が巻かれているため、塗装ではなく、シルバーのカッティングシートを貼ったので色が違う。この2つ、良く見るとエンブレムのデザインが違った。




端子側の表示が焦げてたり汚いので、わざわざPCで作って貼り替えた。そこまでやるか?って良く言われる。でも色はPH-100に合わせてしまった。




PH-100Sに載せ替えた本機。シールド板の分、少し大きくなるのでパワー管との間隔も少し近くなってしまう。


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