Prologue 雑誌を見ながら数台管球アンプを作り、だいぶ理解できた頃に初めて試験的に自分で設計したアンプです。 とにかく疑問点が多く実践してみないことにはと言うことで、時間はあるがお金は無い学生時代でしたから、あり合わせのパーツで作ったわりとマトモな?ガラクタです。 そんな時代のアンプですから「音がマトモに出た」ことが重要で、性能は二の次だったような気がします。 しかし多くを学べました。このアンプはトランスがいっぱい並んでいますが、電源トランスレスアンプです。 |
動機となったのはこの4つ搭載された謎のトランスのせいです。ある日、ガンコオヤジがこのトランスを20個どっかからもらったらしく、「これを使って何か作れ!!」とのムチャなお達し。 こんなモノ20個も使い切れません。しかしオヤジの言うことは絶対であった我が家では家族全員従う風習がありました。 よく見ると1次側が100Vから250Vまでの細かいタップ、2次側が12Vと31Vで容量不明ですがわりと電流が取れそうです。どうも輸出機器か何かの電源トランスです。 で、ムダな使い方で4つはこのアンプに使い、残りはクルマ用のハロゲンライトを家で使えるよう並列接続でムリヤリ使いました。 | |
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