↑当機の構成シャーシー一式。まだ文字入れ前。 ↑前後で重量バランスが崩れるより左右で違う方がまだ持ちやすい。 ↑いつものように放熱穴にはパンチングメタルを貼ってある。 |
使用パーツ 6AC5GTはアークチュラス、76はマツダ(現・東芝)、12AX7Aは松下のものです。全て手持ちにあった中古ですがチューブチェッカーでは新品に近い数値を出していました。 アウトプットトランスは前述の山水HS-7A、パワートランスは山水のPT-120B、チョークは同じ山水で揃えたかったのですが手持ちが無いため、ラックス4630を使いました。 トランスは新品も一部あったのですが色を統一するために一度丁寧に塗装を落とし、サビ止めプライマーを下塗りをした上でレンガ色に塗装しなおしました。 SansuiのSマークはTANGOやLUXと違ってかなり薄いアルミ板なので、はがした時にベコベコになってしまい、仕方ないので自作したロゴデータをプリントアウトして貼り付けました。 ボリュームはアルプスのミニデテント(クリック無しタイプ)を使いました。音質面では賛否両論あるようですが、このボリューム、左右偏差の少ないことが何より気に入っています。 ここのところパイロットランプは明るすぎるLEDを避けてネオン球を使うことが多かったのですが、やっと少し暗めのLEDを見つけたので久しぶりに使うことにしました。 今回、音にどの程度影響するか確かめるため、AWG18などの少々太目の配線材を使っています。 通常、管球アンプは後ろにトランス類が並び、真空管を前に出して見た目を楽しむのが普通です。その場合、重量バランスがいつも気になっていました。 持った時に後ろにひっくり返してしまったり、以前クルマで輸送中も勝手に後ろにひっくり返っていたこともありました。 そのため今回はなるべく中央にトランスを配置し、重量バランスが片寄るにしても右側が重く、前後では片寄らないようにしました。 手に持った時に右側が重いので違和感はありますが、ひっくり返したりバランスを崩して落としたりなどの事故は防げます。このアンプはトランス類が小さく、それほど重量があるわけでもないので、これで充分です。 見た目重視で小さい球から並べてST管である76を後ろにしていますので、少々配線が長くなりムダがあります。若干のSN比ダウンになるかも知れません。 |
→ 測定結果と試聴 |