↑穴あけ、塗装を済ませたシャーシーとサブパネル。文字入れ前。 ↑底面シャーシーは放熱のためアルミのパンチング板をはめこみ。 |
使用パーツ 6V6GTや6SN7GTは全て手持ちである国産の中古です。マツダ(現・東芝)、松下など混在しています。 トランスは全てラックス製で統一し、アールの美しいアウトプットトランスとチョークトランスは同じサイズで統一しました。アウトプットトランスは手持ちの都合で左右違う品番になりましたが、両方とも10kΩPPでUL接続用のSGタップ付きです。 半導体は全て複数の中から選別し、2SK30ATMは特性を揃えて熱結合しています。CRDとツェナーダイオードも複数の中から左右チャンネルで揃うようにしました。 レトロなパーツを使って現代的な音を出すようにしたいので、今回カップリングにはフィルムコンデンサーを使わず、かなり前から在庫しているオイルコンデンサーを使いました。30年以上前にメジャーだったものです。 Layout 後から回路変更をしたため、シャーシー内が少々混み合ってしまいました。 そのため、初段はユニバーサル基板を使ってボリューム横のスペースへ、低圧B電源のトランジスター回路はやはりユニバーサル基板を使ってチョークトランスとアウトプットトランスの間に配置することになりました。 オールGT管で高さが平均しているので安定感は良く見えます。ブロックケミコンも球に合わせて高さを調整することにしました。 シャーシーは完全自作です。全盛期のころと違って豊富な種類が市販されているわけではありませんので、しっくりくるサイズにしようと思うと今後は自作に頼らざるを得なくなります。 ベースはアルミのt=1.5mmですが、サブシャーシーと組み合わせることによって、強度は格段に増します。 |
→ 測定結果と試聴 |